一般歯科
Ｋデンタルクリニックでは、可能な限り歯を抜かない治療を行っています。歯を失う主な原因には、むし歯・歯周病・歯根破折などがあります。すべての症状で抜歯を回避できるとは限りませんが、患者さん自身の歯を長く維持できることが一番だと考え、一人ひとりの症状に合わせた治療計画を立て診療しております。
歯周外科治療
歯周外科治療には、「フラップ手術」と「歯周組織再生療法」の２つの治療方法があります。
１，フラップ手術(歯肉剥離掻把術)
歯周ポケットが深く、歯石等を器具で取り切れない場合に行います。歯肉を切開し、病巣がよく見える状態で歯石や不良肉芽を取り除きます。
２，歯周組織再生療法
歯周病によって失われた歯周組織(歯槽骨や歯根膜等)を再生させる治療法です。方法としては、ＧＴＲ法（歯周組織再生誘導法）、エムドゲイン(R)療法（エナメルマトリックスタンパクを主成分とする材料)、リグロス(R)療法’(主成分は「bFGF」というタンパク質）があります。
歯を失う原因第１位でもある歯周病の状態があまり改善しない場合や、歯肉の腫れや出血、歯の揺れなどを感じている方は、ご自身の大切な歯を残すためにもぜひ一度ご来院ください。
精密根管治療
Ｋデンタルクリニックでは、マイクロスコープや歯科用CTを使用し歯の根の治療を丁寧に行います。マイクロスコープとは、対象を高倍率に拡大できる歯科用の顕微鏡です。このマイクロスコープを使用した精密歯科治療により、出来る限り自分の歯を残して保存するという治療が可能になりました。重度のむし歯治療では、神経を切除して歯の根の部分を治療しますが、この治療の精度が悪いとむし歯が再発し、やがて抜歯をしなくてはいけなくなることもあります。マイクロスコープを用いることで、歯の根の治療精度が飛躍的にアップし、再発の可能性も非常に小さくなるうえ、将来の抜歯のリスクも小さくなります。
当クリニックでは、20倍レベルのマイクロスコープ(顕微鏡)を使用しています。難治性の根治療で困っている方、原因がはっきり分からないのに抜歯すると言われた方など、その歯はもしかしたら残せるかもしれませんのでご相談ください。