アマルガム除去にはラバーダムを使用します

以前は、むし歯を削った後の詰め物に、「アマルガム」という金属の詰め物がよく使われていました。
材料が安く入り、治療への応用が簡単で治療費も安いので、健康保険の適用材料として認定され日本でも広く使用されてきました。
特徴として、鉛色に近い銀色の金属です。
このアマルガムという金属は、水銀が50%も含まれており、除去時に完全な防護を行わないと、患者、術者ともに体内に水銀が大量に入ってきます。

そこで、当院では、アマルガム除去の際には、
①:患者様が削片を誤って飲み込まないために、ラバーダム(ゴムのテント)をした上で、
②:お口のそばで、掃除機のような強力な吸引機で、水銀蒸気を吸引しながら行います
のでご安心下さい。
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